オーストリア皇太子の日本日記

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オーストリア皇太子の日本日記

オーストリアコウタイシノニホンニッキ

講談社学術文庫

本邦初訳!「サラエボの悲劇」の主人公が綴る日本紀行
長崎―熊本―下関―宮島―京都―大阪―奈良―大津―岐阜―名古屋―宮ノ下―東京―日光―横浜

1892年末、オーストリア帝国帝位継承者、皇太子フェルディナントは世界周遊の旅に出た。翌年長崎に到着した彼は東京を目ざすが、その途次、各地で日本文化との出会いを堪能しつつ、のちにウィーン民族学博物館日本部門の礎をなす18000点もの美術品等の蒐集も行う。21年後、サラエボで暗殺される悲運の皇太子若き日の日本紀行。

園内は無数の提灯がまるで妖精のようにきらきらと輝き、真昼のような光に満ちあふれていた。日本人というのは、まことに照明の達人だ。簡素きわまりない装置を巧みに用い、すばらしい効果を生み出す術をじつによく心得ている。(熊本クラブの庭園にて)


Ⓒ安藤 勉

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目次

第1章 長崎―熊本―下関―宮島
第2章 京都―大阪―奈良―大津―岐阜
第3章 名古屋―宮ノ下―東京―日光―横浜

書誌情報

紙版

発売日

2005年09月11日

ISBN

9784061597259

判型

A6

価格

定価:924円(本体840円)

通巻番号

1725

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社学術文庫

電子版

発売日

2021年05月07日

JDCN

06A0000000000325464M

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