内容紹介
17世紀半ばから1世紀余にわたり繁栄を見せた欧州カフェ文化の先駆、コーヒー・ハウス。そこは政治議論や経済活動の拠点であると同時に、文学者たちが集い、ジャーナリズムを育んだ場として英国に多大な影響を与えた、社会の情報基地でもあった。近代都市・ロンドンを舞台にした、胡乱(うろん)で活力にみちた人間模様と、市民の日常生活を活写する。(講談社学術文庫)
17世紀半ばから1世紀余にわたり繁栄を見せた欧州カフェ文化の先駆、コーヒー・ハウス。そこは政治議論や経済活動の拠点であると同時に、文学者たちが集い、ジャーナリズムを育んだ場として英国に多大な影響を与えた、社会の情報基地でもあった。近代都市・ロンドンを舞台にした、胡乱(うろん)で活力にみちた人間模様と、市民の日常生活を活写する。
目次
- 第1章 18世紀イギリスの生活史──ロンドン、ペスト、大火
- 第2章 ジャーナリズムの誕生──クラブ、政党、雑誌
- 第3章 ウィットたちの世界──文学サークル、科学実験、チャップ・ブック
製品情報
製品名 | コーヒー・ハウス |
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著者名 | 著:小林 章夫 |
発売日 | 2000年10月10日 |
価格 | 定価 : 本体1,150円(税別) |
ISBN | 978-4-06-159451-7 |
通巻番号 | 1451 |
判型 | A6 |
ページ数 | 296ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | ’84年、駸々堂出版より刊行された。 |