
幻想の都市
ゲンソウノトシヨーロッパブンカノショウチョウテキクウカン
- 著: 饗庭 孝男

ヨーロッパ文化の深層を探るロマンあふれる古都歴訪
フランドルの宝石とも呼ばれる中世都市・ブリュージュやルネサンスの花開いたフィレンツェなど、ヨーロッパの古都を歴訪。重層する文化の集約点であり、象徴である都市の独自の文化を観察して、共時的で多様な西欧の歴史を読む。また古代ローマの遺跡を残すパリから、ブルターニュやアイルランドなどケルトの故郷を訪ねて、ヨーロッパの基層をも考察。西欧文化の実像を描いた旅情豊かな歴史紀行。
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目次
1 フランドルの宝石・ブリュージュ
2 中世の華麗な〈終末〉・ディジョン
3 異端と愛・トゥルーズ
4 「古代」の新しい〈春(プリマヴェーラ)〉・フィレンツェ
5 アドリア海との婚姻・ヴェネツィア
6 「聖なる森」と河・ハイデルベルク
7 バロックと〈裸の真理(ヌーダ・ウエリタス)〉・ウィーン
8 「精神」の錬金術・プラハ
9 ヨブの希望・ワルシャワ
パリの一隅から──ヨーロッパの地層を考える──
書誌情報
紙版
発売日
1998年07月10日
ISBN
9784061593374
判型
A6
価格
定価:1,265円(本体1,150円)
通巻番号
1337
ページ数
422ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
『新潮』1990年1月号より91年12月号まで隔月連載 「パリの一隅から――ヨーロッパの地層を考える――」は『新潮』1987年11月号に掲載