内容紹介
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目次
- ●比較文学の視野――ホイットマン的文学の系譜……亀井俊介
- ●影響と選択――サンタヤーナとエリオットのゲーテ観……青柳晃一
- ●芸術運動の位置と形態――ドイツ表現主義の場合……瀧田夏樹
- ●材源研究の意味――芥川龍之介・里見トン・その他……小堀桂一郎
- ●知的刺戟の一様相――鴎外の「金毘羅」とゾラの「ルルド」――平川祐弘
- ●非西欧世界の「西欧化」運動――夷狄の国への冒険者たち……芳賀徹
- ●文学を「比較」することの意味――構造への思考こそ窮極だということについて……酒本雅之
- ●対談 比較文学の問題と展望……オールドリッジ/亀井俊介
- ●参考文献――日本における最近30年間の成果を中心に……柳富子