内容紹介
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目次
- ●序章 ユートピアとは何か
- ・1 ユートピアと科学
- 「悪口」としてのユートピア/ユートピアと科学/語義の混乱
- ・2 ユートピアの原義
- トマス・モアとの関連/「否定語」の固有名詞化――言葉の遊び/「どこにもない」ことが現実批判の武器となる ほか
- ・3 ユートピア・1000年王国論・終末論
- カール・マンハイムの定義/レイモン・リュイエの定義/願望空間と願望時間 ほか
- ・4 ユートピアの近接領域
- 「理想郷の神話」/地上楽園・黄金時代/アルカディア・牧歌・悦楽境 ほか
- ・5 ユートピアの種類
- 社会計画案/文学的ユートピア/文学的ユートピアの手法
- ●第1章 ユートピアの古典的淵源
- ・1 仮構の物語(ミュトス)とユートピア
- 理想郷の伝説と神話(ミュトス)/理想の国の追憶/ミュトス ほか
- ・2 祝祭とユートピア
- 「国家」を包む雰囲気/サートゥルナーリア/諷刺とユートピア ほか
- ・3 プラトンの「国家(ポリーティアー)」篇
- 知性のロマンス/具体的な変革プラン/ソクラテスの死 ほか
- ・4 その他のユートピア作品
- ギリシア/ローマ/中世
- ●第2章 中世からルネッサンスへ
- ・1 地上楽園
- 民衆の楽園/コカーニュの国/プレスター・ジョンの国 ほか
- ・2 トマス・モアの島
- アメリゴ・ヴェスプッチと未知の国への航海/社会批判/新秩序の建設 ほか
- ・3 モアとマキアヴェリ
- 「教育」/「理想郷の神話」とマキアヴェリズム/イタリア統一の夢想 ほか
- ・4 ルネッサンスの理想都市
- 建築と夢/レオナルド・ダ・ヴィンチ/「古典」の復活建築家
- ・5 フランソワ・ラブレー以後
- ラブレー/カンパネルラ/ベイコン ほか
- ●第3章 フランス革命まで
- 展望――16世紀より19世紀
- ・1 イギリス革命のユートピア
- ウィンスタンリ/ハリントン/ホッブス ほか
- ・2 17世紀のフランス
- シラノ/ドニ・ヴェイラス/フォワニー ほか
- ・3 啓蒙の時代
- 地理上の大発見の終わり/小説・哲学的説話・国