内容紹介
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目次
- 第1章 自伝の系譜――公的なもの、私的なもの
- 第2章 勝小吉と鈴木牧之――私を語る根拠
- 第3章 内村鑑三1――聖と俗
- 第4章 内村鑑三2――原型と独創
- 第5章 福沢諭吉――「俗」なる自我の魅力
- 第6章 フランクリンと福沢諭吉――俗なる自我を支えるもの
- 第7章 新井白石1――武士的自我のかたち
- 第8章 新井白石2――父のイメージ
- 第9章 山鹿素行――武士的エゴチズムの系譜
- 第10章 松平定信――大ディレッタントの自我構造
- 第11章 江馬細香と頼山陽、只野真葛と滝沢馬琴――女流自伝の幻
- 第12章 七世市川中車と初代・三世中村仲蔵――演技者の自意識