内容紹介
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目次
- ●1 自句自解
- ●2 山麓の四季
- ・山麓日記抄
- ・後山の記
- ・原初の風雅
- ・時計
- ・音
- ・実用の重み
- ・無数の目
- ・萩の箸
- ・雛のいろいろ
- ●3 俳句の風土
- ・元日の午後
- ・二つの独楽(こま)
- ・山眠るころ
- ・二月の風
- ・ツグミ帰るころ
- ・西行忌
- ・春の祭り
- ・栴檀(せんだん)の花
- ・五月のひと
- ・鳥のいろいろ ほか
- ●4 俳句の秘密
- ・私の俳句作法
- ・晩年の蛇笏
- ・秀作の秘密
- ・文尊句卑
- ・規・虚と鶏頭論
- ・本格の俳人
- ・恰好悪い秀句
- ・言葉と物との間
- ・復古の知性
- ・俳壇老化の真因
- ・自然と人界の微妙
- ●5 俳句交遊
- ・清潔なアンニュイ――木下夕爾(きのしたゆうじ)さん
- ・老境の知性――長谷川かな女(じょ)さん
- ・元日の客――西島麦南(ばくなん)さん
- ・渾身の句作――野見山朱鳥(あすか)さん
- ・孤鶴遠望――三橋鷹女(たかじょ)さん
- ・ふたりの女流俳人――橋本多佳子と長谷川秋子
- ・才気の女流――桂信子さん
- ・最後の俳諧師――秋元不死男さん
- ・無名極楽――村の俳人たち