内容紹介
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目次
- ●1 ことばの視点
- 1 「われ」という存在
- 2 「はい」と「いいえ」
- 3 話し手の「われ」と周囲の世界
- 4 「うち」と「よそ」
- 5 「個」の意識
- 6 已然と未然
- 7 述語の具象性と抽象性
- 8 「ある」「いる」と話し手の実存
- 9 「──ている形」のあらわすもの
- 10 助動詞の「た」をめぐって
- 11 形容詞の「ない」について
- 12 形容詞と話し手
- 13 「行く」と「来る」
- 14 「来る」の一族と話し手
- ●2 文章の仕組み
- 1 文章と文と省略と
- 2 「は」と格助詞と
- 3 「は」と文脈の流れ
- 4 話し手の立つ位置と主語
- 5 格助詞「が」の示す対象
- 6 「も」について
- 7 「のだ」の効用
- 8 対話における助詞の省略
- ●3 対人関係への配慮
- 1 日本語と人づきあいの重み
- 2 敬意と敬語
- 3 待遇表現の主語と聞き手
- 4 立場の選択と決断──「あげる」と「くれる」
- 5 「くれる」に秘められた話し手のこころ
- 6 「もらう」と「あげる」の心理的展開
- 7 「に」における人間性の重み
- 8 「を」の人間味
- ●4 音声と文字表記
- 1 理解のかげに
- 2 日本語の音声と表記──[拍]をめぐって
- 3 高低アクセントの障壁
- 4 文とアクセント節
- 5 文脈と心理と音声と
- 6 障壁を越えて