体験をふまえながら、教える=教わるという関係を根底からくつがえし、舞台化・祝祭化し、学ぶおもしろさを伝える知的挑発の書。
学校は劇場である――たとえば、大人と子供でもいいわけですが、そのなかから全然ちがつた可能性、新しいコミュニケーンョンのスタイルが出でてくるならば、幕があろうがなかろうが劇場になります。だから、劇場は瞬間的に成立するものです。今までにない経験が、ここでぱっとあらわれたとします。その場合は劇場になっているはずだと思うのです。学校は潜在的に劇場である要素があります。たくさんの身振りがおこなわれ、たくさんの言葉が発せられているからです。――本書より
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