伏姫と愛犬八房が死ぬと、姫の首の水晶のじゅずが白い雲につつまれて空中にまいあがり、仁・義・礼・知・忠・信・孝・悌と1字ずつほられた8つの玉が四方へとびちった。10余年後、その玉をもった八犬士たちが、ふしぎなめぐりあわせで義兄弟になり、大活躍をする――馬琴が28年かけて書いた歴史小説の傑作。
新編八犬伝