海外のミステリにおける男と女の徹底的研究。ミステリも小説という信念から、作中の男女の関係をとおして分析する洒落たミステリ研究ーーこの世は、男と女で成り立っている。そして、男と女の間には、つねに恋愛という大問題が横たわることになる。ミステリ作品のなかの男女にもまた、さまざまな形の恋愛が生じないはずがない。海外ミステリに現われた男と女の複雑微妙なかかわりを紹介分析した、ユニークなミステリ研究。日本推理作家協会賞受賞作品。
ウェディング・マン
日野 草
純喫茶「一服堂」の四季
東川 篤哉
贖罪の街(下)
マイクル・コナリー,古沢 嘉通
ときどき私は嘘をつく
アリス・フィーニー,西田 佳子
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb
道尾 秀介
神様ゲーム
麻耶 雄嵩
刑事の怒り
薬丸 岳
言霊たちの夜
深水 黎一郎
いつかは恋を
藤田 宜永
正義の弧(下)
亡国のイージス【上下合本版】
福井晴敏
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ
夜間飛行 ミステリについての独断と偏見