第2の地球は……ある。 木星ていどの惑星(地球の300倍も重い)なら見つかりそう……というのが従来の観測精度であった。しかし1991年7月、脈動する光を発するパルサーが連れた伴星に、地球質量の10倍ていどの惑星が発見された。つまり観測精度でいえば、生命を乗せた地球くらいの惑星が、いつ発見されてもおかしくない状況になったのだ。我々の隣人は、宇宙のいたるところに居る……?