内容紹介
勇将関天培の壮烈な死、軍機大臣王鼎の“屍諫”、官兵の軟弱に蹶起する山中の民。だが敗戦また敗戦……迫りくる植民地化への危険に慟哭の想いを噛みしめつつも、崩壊後に来る近代への確実な目覚めを感じて林則徐は野に下る。時代は変る、いや変えなければ――阿片に内憂外患の清朝末期を鮮烈に描く完結編。
製品情報
製品名 | 阿片戦争(下) 天涯編 |
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著者名 | 著:陳 舜臣 |
発売日 | 1973年09月27日 |
価格 | 定価 : 本体876円(税別) |
ISBN | 978-4-06-131190-9 |
判型 | A6 |
ページ数 | 627ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |