二階の住人とその時代 転形期のサブカルチャー私史

星海社新書
ニカイノジュウニントソノジダイテンケイキノサブカルチャーシシ
二階の住人とその時代 転形期のサブカルチャー私史
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内容紹介

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目次

  • 第1章 そもそも「徳間書店の二階」とはどういう場所だったのか
  • 第2章 『アサヒ芸能』とサブカルチャーの時代
  • 第3章 徳間康快と戦時下のアヴァンギャルド
  • 第4章 歴史書編集者・校條満の「歴史」的な仕事
  • 第5章 劇画誌編集としての鈴木敏夫
  • 第6章 そうだ、西崎義展に一度だけ会ったのだった
  • 第7章 『宇宙戦艦ヤマト』と「歴史的」でなかったぼくたち
  • 第8章 『アニメージュ』は「三人の女子高生」から始まった
  • 第9章 最初の〈おたく〉たちと「リスト」と「上映会」の日々
  • 第10章 「ファンたち」の血脈
  • 第11章 「アニメ誌編集の作法」を創った人たちがいた
  • 第12章 「橋本名人」が二階の住人だった頃
  • 第13章 「ガンプラ」はいかにして生まれたか
  • 第14章 そもそもぼくはいかにして「二階」にたどりついたか
  • 第15章 尾形英夫、アニメーターにまんがを描かせる
  • 第16章 浪花愛と「アニパロ」の誕生の頃
  • 第17章 シャアのシャワーシーン、そして『アニメージュ』と『ガンダム』の蜜月
  • 第18章 安彦良和はアイドルである。しかし…
  • 第19章 『アニメージュ』、宮崎駿に「転向」する
  • 第20章 池田憲章はアニメーションを語ることばをつくらなくてはいけないと考える
  • 第21章 「ロリコンブーム」と宮崎駿の白娘萌え
  • 第22章 『ヤマト』の「終わり」と金田チルドレンの出現
  • 第23章 テレビアニメを見て育った人がテレビアニメをつくる
  • 第24章 押井『ルパン』と教養化するアニメーション
  • 第25章 二階の「正社員」たちは「マスコミ志願」だった
  • 第26章 「暴走アニメーター」とは何者だったのか
  • 第27章 庵野秀明には「住む家」はなかったが「居場所」があった
  • 第28章 データ原口のデータベースな生き方
  • 第29章 そしてみんな角川に行った…わけではなかった

製品情報

製品名 二階の住人とその時代 転形期のサブカルチャー私史
著者名 著:大塚 英志
発売日 2016年04月26日
価格 定価:1,540円(本体1,400円)
ISBN 978-4-06-138584-9
通巻番号 79
判型 新書
ページ数 496ページ
シリーズ 星海社新書
初出 本書は、2012年2月号から2014年6月号にかけて『熱風』(スタジオジブリ)にて発表された同名連載を、加筆修正のうえ新書化したものです。

著者紹介

著:大塚 英志(オオツカ エイジ)

大塚英志 まんが原作者・批評家
1958年東京都生まれ。筑波大学卒。80年代を徳間書店、白夜書房、角川書店で編集者として活動。詳細は『「おたく」の精神史』、本書『二階の住人とその時代』を参照。まんが原作者としての近作に『クウデタア2』『恋する民俗学者』(ともにhttp://comic-walker.com/)、「コミックウォーカー」内に自腹で自主制作サイト「大塚英志漫画」を主宰。批評家としては、文学・民俗学・政治についての著作多数。

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