究極の歩き方

講談社現代新書
キュウキョクノアルキカタ
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究極の歩き方
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内容紹介

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目次

日本人の足を考え続けて/「50歳の境目」で歩き方の意識を変える

第1章「50歳を過ぎると、足形はこう変わる」
足の形は千差万別/外反母趾と女性/かかとは外側へ倒れていた/三つのアーチ/なぜ足の幅が広くなるのか
/大半は足が外側へ広がっていく/O脚のどこが問題か/自分の足に合わせた靴選びが重要/ストレートのラストを作らない理由/つま先の形状を見れば、変化が予想できる/ラウンドはハンマートウに注意/日本人は欧米人より足の悩みが深い/「日本人は幅広甲高」は間違っている/足には左右差がある/左右差も加齢とともに拡大していく
第2章「50歳を過ぎると、歩き方はこう変わる」
歩行姿勢と加齢変化の36項目/歩行速度がカギだった/ストライドや歩隔も激変する/右足と左腕が大きく振られる/加齢で衰えない指標もあった/50歳になったら意識を変える/速度が遅くなると左右に揺れる/かかとの着地ポイントも違う/若い人のほうが左右への揺れは大きい/若いのにつま先が上がらない/パンプスを長時間履いてはいけない/指を使わず歩く人が増えている/アーチを鍛えるにはタオルギャザリング/理想の歩行姿勢とは
第3章「ファストウォーキングのすすめ」
負荷はランニングの半分/コンセントリックとエキセントリック/なぜ時速7キロなのか/もっと速く歩いたら?
/インターバルウォーキングのすすめ/生活習慣病の予防になる/食前に歩くか、食後に歩くか/今日から始めるウォーキングプラン/なぜ最大45分なのか?
第4章「ウォーキングシューズの秘密」
歩くならウォーキングシューズで/なぜ4種類のウォーキングシューズがあるのか/速く歩ける人と、速く歩けない人/靴の裏の秘密/なぜウォーキングシューズで歩くべきなのか/靴底の模様には全部意味がある/高齢者向けのグルーヴチェンジ構造は斜めに入れる/履いているだけでトレーニングになる靴/高齢者ほど靴選びには慎重であるべき
第5章「足の変形を靴で止める」
長期間の低負担か、短期間の高負担か/「足の一生」は三つの時期に分けられる/7歳までに足の性能が決まってしまう/だからベビーシューズはブーツタイプを/大人の足より変形しやすい/MP関節の位置をピッタリ合わせる/子供にはひもと面ファスナーの併用で/高校球児の横アーチは崩れている/なぜサッカー選手はO脚か/足が前に滑っていかないように/女性用の靴と男性用の靴/靴は昼間に買う/3タイプそれぞれの靴選び/タコやウオノメを軽く考えてはいけない/いかにして圧力を分散させるか/O脚対策はミッドソールと中敷きの合わせ技で/欧米では理解されにくい/日本人の足は変形しやすい
第6章「若く見られる歩き方」
生活の変化が日本人の足を変えた/昔よりスマートな足になった/欧米人は颯爽と歩く/モデルウォークで若々しく/女性っぽく歩くと若く見られる/なぜ男性のほうが多かったのか/スマートシューズが登場するまでは

製品情報

製品名 究極の歩き方
著者名 著:アシックス スポーツ工学研究所
発売日 2019年09月18日
価格 定価:990円(本体900円)
ISBN 978-4-06-517433-3
通巻番号 2541
判型 新書
ページ数 224ページ
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:アシックス スポーツ工学研究所(アシックス スポーツコウガクケンキュウジョ)


1985年アシックスのシューズ、アパレルの研究部門が統合されて設立。「スポーツで培った知的技術により、質の高いライフスタイルを創造する」というビジョンを具現化するアシックスの基幹を担う研究部門。人間の身体や動作を科学的に分析することで、アスリートに限らず、一般の人々の生活に役立つ製品やサービスを継続的に開発することを哲学としている。アシックスは1980年代に「走れるビジネスシューズ」を発売、ウォーキングの研究を進め、2002年に3次元足形計測機を店頭に配備、百万人単位の日本人の足型のデータを持つ。2017年に3Dセンサーを使った歩行姿勢測定システムを、NECソリューションイノベータと共同で開発、3Dセンサーに向かって歩くだけで、その人の歩き方の特徴や歩行年齢がわかるシステムを生かして分析を進めている。

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