珈琲の世界史

講談社現代新書
コーヒーノセカイシ
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珈琲の世界史
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内容紹介

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目次

  • 序章 コーヒーの基礎知識
  • コーヒーは世界第3位の飲み物/コーヒーの語源は? ほか
  • 1章 コーヒー前史
  • コーヒーとの最初の出会い/コーヒーは「禁断の果実」?/動物の●●●から採れる最高級コーヒー ほか
  • 2章 コーヒーはじまりの物語
  • 『医学典範』にも収載/『東方見聞録』が語るエチオピア情勢/イエメンのカフワ/カフワからコーヒーへ ほか
  • 3章 イスラーム世界からヨーロッパへ
  • コーヒー専門店の誕生/オスマン帝国への伝播/コーヒー反対運動の理由/ヨーロッパにいたる4つの道 ほか
  • 4章 コーヒーハウスとカフェの時代
  • イギリスコーヒーハウス百景/フランス革命はカフェから始まった/謎多き最大消費国――オランダ/ボストン茶会事件を契機に ほか
  • 5章 コーヒーノキ、世界にはばたく
  • アラビカの二大品種/ジャワコーヒーのはじまり/盗み出さなかった唯一のコーヒー「ブルボン」/コーヒーは「金のなる木」 ほか
  • 6章 コーヒーブームはナポレオンが生んだ?
  • 大陸封鎖によるコーヒー不足/第一次コーヒーブームの幕開け/第二次コーヒーブームの到来/ブームを支えた技術革新 ほか
  • 7章 19世紀の生産事情あれこれ
  • 港の衰退とブランドの存続――モカ/ブルーマウンテンの起源/ハワイのコナと東アフリカのキリマンジャロ/ロブスタの発見 ほか
  • 8章 黄金時代の終わり
  • コーヒーを独り占めにした男/コーヒーブレイクの誕生/国際コーヒー協定の誕生/渡りコーヒー/第二次さび病パンデミック ほか
  • 9章 コーヒーの日本史
  • 「焦げくさくして味ふるに堪ず」:江戸時代/初の本格喫茶「可否茶館」:明治前期/「カフェー」の出現:明治末期/日本のファーストウェーブ?「純喫茶」/「でもしか喫茶」と日本最大の喫茶ブーム ほか
  • 10章 スペシャルティコーヒーをめぐって
  • スペシャルティコーヒーの生みの親/SCAAの発足/天下を取った異端児「スターバックス」/冷戦が生んだフェアトレード ほか
  • 終章 コーヒー新世紀の到来
  • カップ・オブ・エクセレンスの時代へ/サードウェーブの舞台裏/日本のコーヒー新世紀 ほか

製品情報

製品名 珈琲の世界史
著者名 著:旦部 幸博
発売日 2017年10月18日
価格 定価:1,056円(本体960円)
ISBN 978-4-06-288445-7
通巻番号 2445
判型 新書
ページ数 256ページ
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:旦部 幸博(タンベ ユキヒロ)

1969年、長崎県生まれ。京都大学大学院薬学研究科修了後、博士課程在籍中に滋賀医科大学助手へ。現在、同大学助教。医学博士。専門は、がんに関する遺伝子学、微生物学。人気コーヒーサイト「百珈苑」主宰。自家焙煎店や企業向けのセミナーで、コーヒーの香味や健康に関する講師を務める。著書に『コーヒーの科学』(講談社ブルーバックス)、『コーヒー おいしさの方程式』(共著、NHK出版)がある。

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