きみと100年分の恋をしよう きみと100年の恋
「手術が終わったら……。わたし、伊吹くんといきたいところがあるの。」わたしが今、いちばんいきたいのは、はじめてのデートで、伊吹くんと一緒に乗った大観覧車!
わたし、鈴原天音。恐れていた病気の再発。伊吹くんだけでなく、栞と柚月くんにも打ち明けた。手術の前に、わたしがどうしてもやりたかったこと――。そのひとつが弓道の「的中」。そのために、梗介くんや、莉子たちが応援してくれたんだよ。手術後には新たな試練も……。でも、みんなと過ごした時間が、わたしを病気に立ち向かわせた。そして高校生活はいよいよクライマックス!
〈小学中級から、すべての漢字にふりがなつき〉
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