要の台所
◆主な内容
クラスメイトに「スパイスみたいな子だね」と言われる要は引っ込み思案。
「いてもいなくても同じ」だと言われても言い返すこともできない。
そんなある日、家のベランダでネパールから来たお隣さん、サリタに出会う。
少しくせのある黒髪、日に焼けたような肌。
泣いているサリタを前にした要は、作ったばかりのクッキーを差し出して……。
違う文化で育ってきたサリタと友達になりたいと願う要は、近所の「がみババ」に料理を教わることに。
言葉で満足にコミュニケーションを取れなくても、料理でなら気持ちを伝えられる。
多くのすいせん図書に選ばれ、感動を呼んだ前作『天の台所』。
日本とネパール、違う文化で育ってきた二人が料理を通じて、少しずつ心を通わせていきます。
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