〇△□で作る紙工作 いきもの・くさばな・のりもの・たてもの

著:秋山 美歩
定価:1,320円(本体1,200円)

子どもたちに「紙で電車を作ろう」というと、「え~難しい、できない」と言われてしまうのですが、「〇△□を組み合わせて電車をつくってみよう」と言うと、あっという間に平面や立体の電車を作るのだそうです。


〇△□を組み合わせると、電車以外に色々な動物や草花、昆虫、建物や乗り物をつくることができ、アイデアは無限です。

実は私たちの身の周りのものは、この〇△□で大抵のものが作れるのです。

大学でも教壇についている秋山先生によると、日常の3次元の世界で見ているものを、〇△□の形にするという作業は図形を何かに見立てる「見立て遊び」の要素を含んでいるので、取り組みやすく、また「使うのは〇△□だけ」と限定されると「うまく描かなければならない」というプレッシャーから解放され、子どもの作業が進みやすくなるのだそうです。

さらに〇△□の形を使って、電車のような複雑な形をシンプルな図形に落とし込んだり、逆に小さな〇△□を集めて大きくて複雑な形を描いたりすることは、ものの形を大まかにとらえる力(空間認知能力)、それを描く力(表現力)を高める訓練になります。

本書では、身の周りの動植物、昆虫、乗り物、建物を〇△□だけで作る方法を細かな写真付きのプロセスで説明し、ひいてはそれらを用いて、町や森、公園など大作までの作り方を解説しています。

〇△□で作る紙工作 いきもの・くさばな・のりもの・たてもの

書店によって取り扱いがない場合もございますので、あらかじめご了承ください。電子書籍での価格は紙の本と異なる場合がありますので、詳しくは各電子書店でご覧ください。

書店在庫を見る

オンライン書店で見る