黛家の兄弟

著:砂原 浩太朗
定価:1,001円(本体910円)

第165回直木賞、第34回山本周五郎賞候補『高瀬庄左衛門御留書』の砂原浩太朗が描く、
陥穽あり、乱刃あり、青春ありの躍動感溢れる時代小説。

道は違えど、思いはひとつ。
政争の嵐の中、三兄弟の絆が試される。
『高瀬庄左衛門御留書』の泰然たる感動から一転、今度は17歳の武士が主人公。

神山藩で代々筆頭家老の黛家。三男の新三郎は、兄たちとは付かず離れず、
道場仲間の圭蔵と穏やかな青春の日々を過ごしている。しかし人生の転機を迎え、
大目付を務める黒沢家に婿入りし、政務を学び始めていた。そのさなか、
黛家の未来を揺るがす大事件が起こる。その理不尽な顛末に、三兄弟は翻弄されていく。

令和の時代小説の新潮流「神山藩シリーズ」第二弾!

~「神山藩シリーズ」とは~
架空の藩「神山藩」を舞台とした砂原浩太朗の時代小説シリーズ。
それぞれ主人公も年代も違うので続き物ではないが、統一された
世界観で物語が紡がれる。

黛家の兄弟

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