ヨーロッパの歴史
「マホメットなくしてシャルルマーニュなし」のテーゼで知られるベルギーの歴史家による、1500年にわたる西欧の歴史の大きな流れを描く。アンリ・ピレンヌの代表作。歴史の原動力を商業と工業と捉え、理念よりも事実に即した歴史記述で知られる。
【目次】
序文 ジャック・ピレンヌ
序
第一編 西方におけるローマ世界の終末(回教徒の侵入まで)
第一章 ローマ帝国内の蛮族諸王国
第二章 ユスティニアーヌス ランゴバルド族
第三章 回教徒の侵入
第二編 カーロリンガ時代
第一章 教会
第二章 フランク王国
第三章 西方における帝国の復興
第四章 経済と社会の組織
第三編 封建ヨーロッパ
第一章 帝国の解体
第二章 ヨーロッパの分裂
第三章 封建制
第四編 叙任権闘争と十字軍
第一章 教会
第二章 叙任権闘争
第三章 十字軍
第五編 市民の成立
第一章 商業の復活
第二章 都市の成立
第三章 都市の伝播とその諸結果
第六編 西ヨーロッパ諸国の登場
第一章 イギリス
第二章 フランス
第三章 帝国
第七編 一三世紀における教皇権の主導権とフランスの主導権
第一章 教皇権と教会
第二章 教皇権、イタリア、及びドイツ
第三章 フランス
第四章 フィリップ美男王とボニファティウス八世
第八編 ヨーロッパの危機(一三〇〇―一四五〇年) アヴィニョンの教皇権と教会大分裂と百年戦争との時代
第一章 時代の一般的諸特徴
第二章 百年戦争
第三章 帝国。 スラヴ諸国家とハンガリー。
第四章 スペイン。ポルトガル。 トルコ人。
第九編 ルネサンスと宗教改革
序論
第一章 一五世紀中葉以降の社会生活の変化
第二章 宗教改革
第三章 一五世紀中葉から一六世紀中葉までのヨーロッパ諸国家
原注及び訳注
訳後贅言
人名索引
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