誰が千姫を殺したか 蛇身探偵豊臣秀頼

著:田中 啓文
定価:847円(本体770円)

まさしく豊臣秀頼こそが戦国乱世におけるシャーロック・ホームズだったのである。

大坂夏の陣の終結から四十五年が経った万治三年六月、大坂城の焔硝倉に落雷し、大爆発が起こる。
城の修復中に地下へ続く豊臣時代の石段が見つかる。
暗闇の先には、豊臣秀頼と名乗る人物がいた。
恐ろしき姿となった秀頼は「千姫は大坂城で殺された」と驚くべき物語を話し始める。
書下ろし時代本格ミステリ。

どうしてこんな作品を書いてしまったのか自分にもわからない。田中啓文

誰が千姫を殺したか 蛇身探偵豊臣秀頼

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