予言者の研究

著:浅野 順一 解説:田島 卓
定価:1,210円(本体1,100円)

政治は腐敗し、外交は失敗、
弱者は迫害され、正義は堕落した。
救いなき国に「予言者」、現わる!

急激な国力膨張、不自然な繁栄の反動で社会が歪み、傾国の途についた紀元前九~八世紀のイスラエル。抗えぬ苦難の日々の中、命を賭して予言者が起ち上がる! 旧約の宗教思想上、特筆すべきエリヤ、アモス、ホセア、イザヤ、ミカ、エレミヤを取り上げ、その生涯や、神・罪観を比較検証。経済・思想的に多難な今こそ手にしたい一冊。

目次
まえがき

エリヤの宗教改革
1 序言 
2 予言者エリヤの時代的背景 
3 対カナン文化の問題 
4 アハブ時代の宗教および道徳問題 
5 エリヤの宗教改革運動 
6 結語 

アモスの宗教
1 彼の人物 
2 彼の時代 
3 神観 
4 祭儀の問題 
5 罪観
6 審判 

ホセアの宗教
1 彼の人物と時代 
2 彼の家庭 
3 神観 
4 罪観 
5 審判 
6 結語 

イザヤの贖罪経験――イザヤ書第六章の研究
1 彼の見た幻 
2 神観 
3 贖罪 
4 召命 
5 審判 

ミカの宗教思想
1 序言 
2 彼の人物と時代 
3 彼の神とイスラエルの罪 
4 審判と希望 
5 結語 

エレミヤの召命経験――エレミヤ記第一章の研究
1 序言 
2 彼の生い立ち 
3 万国の予言者 
4 あめんどうの枝 
5 煮え立っている鍋 
6 結語 

神とエレミヤ
「主の僕」の歌
〈付 録1〉旧約研究の方法論について
〈付 録2〉政治の世界における予言者の論理と倫理

解 題  田島 卓(東北学院大学准教授)

*本書の原本は1997年3月、『豫言者の研究』として、新教出版社より刊行されました。
文庫化にあたり、読みやすさに配慮して、豫言を予言と新字に代えるほか、旧字を随時、常用漢字に置き換えています。またルビの追加を行い、明らかな誤植は訂しています

予言者の研究

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