高橋誠一郎経済学史著作集2:重商主義経済学説研究

経済学者、教育者、政治家であった著者の「経済学史」の論集。全四巻の第二巻は、著者が専門とした重商主義経済学を検証する。

【目次】

緒言
第一編 貿易論
第一章 ブリオニズムとマーカンチリズム
第二章 特殊貿易平衡論と一般貿易平衡論
第三章 貿易平衡論の倒壊
第二編 貨幣及び価格学説
第一章 第十六世紀の貨幣論
第二章 第十七世紀の効用価値説と労働価値説
第三章 英国に於ける貨幣改鋳によりて喚起せられたる貨幣論争
第四章 貨幣定量説
第五章 土地証券貨幣論及び費用価値学説の発展
第三編 利子論
第一章 中世的徴利禁止意見よりの解放
第二章 利率法定論争
第三章 所謂「自由貿易論者」の利子学説
第四章 自然利率論
第四編 人口学説
第一章 人口過多の危惧と人口減退の恐怖
第三章 国富と人口
第四章 人口対食料及び職業の問題
第五編 労働及び賃銀論
第一章 近世初期の失業問題
第二章 授産所の設立による貧民の就業
第三章 会社組織を以ってする労働搾取案
第四章 労働強制権
第五章 生存費賃銀説
第六編 社会思想
第一章 農民一揆
第二章 「ユートピア」
第三章 構囲の問題
第四章 「新アトランチス」「日の国」及びディッガア運動
第五章 「レヴァイアサン」と「オセアナ」
第六章 私有財産是認論
第七編 政治算術と倫理哲学
第一章 政治算術
など
第二章 実証的経済論の一典型
第三章 倫理哲学
解題 (飯田裕康)
索引 

高橋誠一郎経済学史著作集2:重商主義経済学説研究

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