子犬の絵画史 たのしい日本美術

著:金子 信久
定価:2,860円(本体2,600円)

「かわいい子犬画」はどのように成立したのか

中国・朝鮮から伝わり、応挙が完成させた子犬の絵は、蘆雪をはじめ多くの後継者を経て、近代へとつながっていく。子犬の絵に魅せられた学芸員がひもとく、初めての絵画史。

応挙の子犬の絵がなかったら、
生きる道はまた違っていたかもしれない。
                     ──「あとがき」より──

円山応挙、長沢蘆雪、俵屋宗達、与謝蕪村、伊藤若冲……
国内外の美術館・博物館、プライベートコレクションから選りすぐりの116点が大集合!

一章 海の向こうの子犬の絵
二章 日本の子犬の絵
三章 犬の美術あれこれ

©Nobuhisa Kaneko

子犬の絵画史 たのしい日本美術

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