チーム・オベリベリ (下)
私たちの代が、捨て石になるつもりでやっていかなければ、
この地は、私たちを容易に受け入れてはくれない。
依然としてオベリベリでの生活は苦しい。
初めての豊作を喜ぶのもつかの間、借金を返済するため年貢を取られる。
入植した家は当初の十三軒から六軒に減らした。
「晩成社」幹部チーム三人の間に不協和音が流れるが――。
美しく神々しい北の大地で、それでもカネはたくましく生きる。
史実を基に描いた感動長編。
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