日本思想史研究5:国民性の研究

日本思想史の第一人者による「国民性」の研究書。その歴史的な背景を古代から近代まで徹底的に探る。大化の改新から敗戦まで、日本思想を通して読み解く。


【目次】

凡例
日本国民性の精神史的研究
序言 問題の意義と目的及び本研究の任務
第一章 歴史的準備
第二章 我国家的特質の二方面とその関係
第三章 日本文化の二特性の基礎としての国民精神
結論
国体思想の淵源とその発展
開講の辞
序論 日本思想史の概念、学問的指向及び研究法
第一節 日本思想史の語義及び概念
第二節 学問的指向
第三節 研究法
本論
序 国体の語義、概念及び日本国体の特殊性
第一章 国体思想の淵源
第一節 太古思想とその特質
第二節 国号及びその他について
第三節 神代伝説と皇国主義
第二章 国体思想の発展

第一節 大化革新の政治的理論と国体思想
第二節 萬葉精神と国体思想の発展
第三節 建武中興と神皇正統記
近世に於ける国体思想の発展
序論 二三の準備的考察
第一節 近世の意義、特質
第二節 吉利支丹宗の渡来と盛衰
第三節 吉利支丹の教化的特質
第四節 吉利支丹の思想的交渉
本論
序説
第一章 近世前期
第一節 儒学諸派
第二節 垂加神道
第三節 大日本史学派
第四節 二三独立思想家
第二章 近世後期
第一節 国学とその文化史的意義
第二節 国学の国体思想
日本精神を論ず──敗戦の原因
後記

日本思想史研究5:国民性の研究

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