日曜随筆家
画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。旅と愛の画家による珠玉の随筆集。
画家が本業で分泌は日曜随筆家。北海道から信州・九州路への紀行文、人物点描、食物譚、芸術論、ならびに淡彩素描画10点を収録する。
【目次】
空想の定着
旅と画家
函館山
はまなす
噴火湾
信濃初秋
カッコウとホトトギス
蜩
九月
長崎の墓
桜島熔岩
黒神
噴烟の中を飛ぷ
*
電車以前の乗物
明治年代の大久保
浜田青陵先生の思い出
山本森之助と宮崎与平
吉野以後
友来る
落葉林
永江の思い出
*
山海の珍味
納豆閑話
草木の芽の味
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冬の富士
画のもと
茅屋
反抗
雷神の身内
茶話
りくつをいわぬりくつ
美術の季節に思う
須磨明石
日曜随筆家
アカゲット
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母
凸凹鏡
夢
幻の行列
*
あとがき
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