東京回顧

画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。失明の画家にして随筆家の名手が失われた東京を召喚する。

【目次】
東京回顧
明治乗物記
花見
物売り声
たべもの
さかり場・祭・緑日と市
童うた
髪と衣服
武蔵野
幻の明治村
いろは歌留多
日清日露前後
佃島
大正震災
学生時代 其の他
二人の独身芸術家
オシャリ自画像

学生時代
草むら
寺内万次郎君の思い出
信濃と私
釜無川
八ヶ岳驟雨
師の墓
佐渡の野仏
越後にて(一)
越後にて(二)
越後にて(三)
霧島と阿蘇
黒神
かいた山
日出と日没
葛の花
神鳴をかく
どっこいしょ考
毒人参
重き袋
自戒
遠ざれば

落葉林
熱叢
幼年と老年
あとがき

東京回顧

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