言葉の新鮮さについてなど

法学者によるエッセイ集。民法、法社会学、財産法、契約法、日本の公安警察など幅広い専門を持つ著者が、社会の事象などを読み解いた一冊。

【目次】
はしがき
I 
言葉の新鮮さについて
取締官憲の意識
現代警官論
ルポルタージュ 家庭裁判所
ある大臣答弁
広島のこと
助手になった前後
II
ある友人から来たはがきのこと
ある機動隊長の発言
法律ないし法律学の「無力」ということ
刑事司法に対する批判について
治安立法の機能と裁判の問題
他方の言い分
誘拐事件の続発に考える
夕刊随想から
庭の草 無神経 怒り ある暑い日の思い おとなの責任
私の判例研究
民事紛争処理制度のあり方と立法府
III
大学のこと
おもしろい資料
誤字
時事解説放送から
水俣病補償あっせんにおもう ビラはりは違法か 問題のある入国管理行政 患者の人権 偽計による自白
名前の問題
雑誌評コラムから
法律以前の問題 税金の季節 人権と公共の福祉 国家機密 困った公害論
弁護士のこと
助手論文を本にするに際して
聴く側の気持ち
「姦通」と「自然の愛情」との間
IV
ふきのとう
「自己の危険において行動する」
弔辞──小川保弘君(民法学者)に
弔辞──乙骨淑子さん(児童文学作家)に
三十一年前の原稿
仙台のこと
ロンのこと
一人前
林竹二先生のこと
年ごとに一編を選ぶ
補遺──「思い出」三編
あるドイツの学者の思い出
斎藤忠昭君の思い出
柳瀬先生の思い出

言葉の新鮮さについてなど

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