山村の四季

民俗学者、草花研究家、随筆家の著者が、田舎暮らしの日常生活を独特の観察眼と柔らかな文章で綴る。忘れられた日本の原風景が甦る。

【目次】

三月
かのこ雪
こめくさとはっかけばな
花味噌
ゆきわりばな
すじまき(稲の話 一)
ねかっこのあっぱ
へどつきばな
たんころば
馬買わずか 山村の生活の一 労働
へんびのすいこき
うしごぼう
おのが影 諺と歌の一

かつらづる
田植(稲の話 二)
なべころし
いるご餅
ままっこ
あぜづけなど(稲の話 三)
もちどて
田の草など(稲の話 四)
盆の花
朝のチャッカリ 山村の生活の二 嫁と姑
とうすみぐさ
子を捨てる藪 諺と歌の二

すずめのちょこもり
ほんだらといんだら
おぶやしね 山村の生活の三 お産
じゅんさいとひし
おがらむらだち
はつせさんの焼餅 山村の生活の四 食べもの
かけあざみ
稲刈りなど(稲の話 五)
ぶすぶんど
よめのきんちゃく
わかめの行列 諺と歌の三

あかざ
藁仕事など(稲の話 六)
あかわた
ぎんなら
ひとになる 山村の生活の五 婚礼
ろうのき
屋根の話
ひょーび
そぎっぱ
春木とり
さかき
七つ坊主 諺と歌の四
あとがき

山村の四季

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