マルチメッセンジャー天文学が捉えた新しい宇宙の姿 宇宙の物質の起源に迫る
人類がこれまでに得たさまざまな宇宙の観測手段――可視光の望遠鏡に始まり、赤外線、電波、X線……さらに近年では「ニュートリノ」を用いた素粒子天文学や重力波天文学など。それらを組み合わせ、これまで解明されていなかった「宇宙の謎」を解き明かしているものが「マルチメッセンジャー天文学」です。
鉄より重い元素はどのように作られるのか? ブラックホールの合体、中性子星の謎、そして、宇宙の始まりに何が起こったのか?
いま人類は、これら宇宙への根源的な問いに迫ろうとしています!
米国科学アカデミーが2021年に発表した「今後10年における天文学の3つの重要テーマ」のひとつに挙げられる「マルチメッセンジャー天文学」
超新星爆発などの突発天体、さらにマルチメッセンジャー天文学の新鋭研究者として知られる著者が、実際の観測データを紹介しながら、その基礎から最新研究までを徹底的に解説します。
この1冊で、観測に立脚する天文学研究の最前線を知ることができます!
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