作家ごはん

著:福澤 徹三
定価:704円(本体640円)

「先生、原稿ください!」
新米編集者が隠居同然の作家とたべるおとりよせ飯。
ドラマ化でも人気の『侠飯』著者による、エンタテインメント・グルメ小説!

ドラマ化やコミカライズでも人気を博したシリーズ作品『侠飯(おとこめし)』の著者が、自身愛食の絶品お取り寄せグルメ食材と作家としての極意やうんちくを全開に綴る、異色エンタテイメント・グルメ小説。

入社ほやほやの文芸編集者・山野内和真が担当するのは「書かずのチクリン」の異名をとる竹林賢一郎。
東京のはじっこ・高尾山の麓にある瓦葺の一軒家に一人住まいで隠居同然の竹林は、もう何年も新作を出していない。
のらりくらりの竹林は和真が訪ねるたび、お取り寄せ料理を食卓に並べるばかり。そして、いつも物故作家たちの伝説的エピソードを和真に講釈する。
ご飯が美味しいのはいいけれど、いったい和真は竹林から原稿をもぎ取ることができるのか? 
かわいらしい作家志望女子も登場し事態はさらにややこしくなって……。(講談社文庫創刊50周年文庫書下ろし)

©Tetsuzo Fukuzawa 2021

作家ごはん

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