政治家への書簡(続)
混迷を深める世界情勢の中、正しい哲学をもつ政治のみが人類を救う。核、政治の問題に時に剣法の話も混じえ、明日への道を構想する。
【目次より】
前篇
一 日本人の平和主義の心理と論理
二 聖徳太子憲法の「和」の哲学
三 永久の友もなければ永久の敵もなし 歴史の教訓は世界史と共に変わる
四 ベトナムにおける米国挫折の教訓の数々
五 核兵器と称せられているものはどこまでが「兵器」か 核軍縮には兵器の定義を先行させよ 針谷夕雲の「相抜け」の剣法
六 政体の傑作と駄作
七 現代文明の知性と非叡知性
八 シビリアン・コントロール
後篇
九 国際政治の感覚を磨け
一〇 文明とは何か その進歩発展の様相について
一一 歴史意識育成の肝要性
一二 義務の闘争
一三 人間の自由と平等 その矛盾と調節
一四 人類の進歩と退歩
一五 進歩と進歩を越えたもの
一六 日本の建国神話
一七 共産革命は永久未完の革命か
一八 共産主義の多様性
一九 社会帝国主義とは何なのか
二〇 戦後日本の与党と野党
二一 政治責任皆無の野党天国
二二 ジリ貧・ドカ貧・さむらい精神
あとがき
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