政治家への書簡
折にふれ問題となった事柄について、知友の政治家に送った書簡集、ひとり政治家のみならず国民大衆の教養識見に訴えんとする警世の書。
【目次より】
前篇
一 欠陥教育は半世紀後に民族の衰亡を
二 第二次世界大戦は何であったか その残した教訓
三 憲法を改正するには
四 アメリカ大統領制の平時と非常時
五 政党と派閥
六 「たてまえ」政治は政治というものか
七 科学的社会主義の自己矛盾
八 共産主義国の言動を理解するには
九 元首と象徴(天皇の御訪欧)
一〇 天皇の立憲的君主性(天皇の御訪米)
後篇
一一 権力の象徴と権威の象徴
一二 首相・総裁たるの資質
一三 選挙悪
一四 ”敵・味方“の政治
一五 国会の多数暴力と少数暴力
一六 軍人は軍国主義、文民は平和主義か
一七 奪うもならず捨つるもできぬ自衛権
一八 護憲論者は反革命の自由を擁護するか
一九 嘘は罪にならないのか
二〇 産業スパイと国家機密
二一 必要悪の善用
二二 秘密外交と民主主義
二三 十八歳選挙権への疑問
二四 「違憲」の乱用
二五 乱れる司法界の職域倫理
二六 冷戦とは何か、冷戦はもう終ったのか
二七 人民を人質にするストはストなのか
二八 自明なことが余りにも不明であり過ぎる
あとがき
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