人間を見る経験

明治の終りから昭和にかけて時代の大きな流れの中で生き抜いた12人の魂の肖像を端正な筆致で描きあげ、深い感動をよびおこす。

【目次より】
第一部 人間を見る経験
西田幾多郎
人間を見る経験
西田幾多郎先生の歌と書
田辺 元
田辺哲学の形成と西田哲学
全力的読書の一典型
高坂正顕
豊かな教養と教育実践
唐木順三
現代と伝統への還帰
真摯なニヒリズム克服の歩み
『無常』について
『良寛』について
亀井勝一郎
現代人と求道
橋本 鑑
キリスト教的実存の典型
河上丈太郎
河上丈太郎先生の逝去
キリスト教社会主義者の肖像
川本臥風
自然諷詠を呼ぶ無心
第二部 點鬼簿
次兄の死
父の思い出
姉の遺歌集
長兄の急逝

人間を見る経験

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