経済学と私

時々の経済問題を論じた文章から、海外での研究生活と内外の著名な経済学者たちとの交流、さらに古典を踏まえた現代経済学への批評と熱い期待など、理論経済学の第一線で活躍してきた著者が贈る初のエッセイ集。

【目次より】
目次
記念講演五題
理論経済学の旅
現代経済学の潮流
小泉信三博士と理論経済学
マルクス没後百年
アダム・スミスと現代
機縁
小泉信三先生と私
高橋誠一郎先生の思い出
安井琢磨先生との出会い
サミュエルソン教授とのふれ合い
サミュエルソン教授との五日間
ジョーン・ロビンソン女史と私
レイヨンヒューブッド教授会見記
遊学雑記
ハーバードの経済学者たち
ケンブリッジ寸描
留学雑記
滞濠四ヵ月
オセアニアの旅
祝辞と追悼文
サミュエルソン経済学の功績
ヒックス、アロー両教授の貢献
ノーベル賞受賞のドブルー教授
ノーベル経済学賞のロバート・ソロー教授
追悼 サー・ジョン・ヒックス
カルドア教授を偲ぶ
やさしい経済学
社会的厚生関数論争
政治的景気循環
雇用理論の新展開
ロビンソン(二十世紀の巨人たち)
『一般理論』への道
フランク・p・ラムゼー
レオン・ワルラス生誕一五〇年
レオンチェフ教授の経済学
新著余瀝
経済学の混迷?
現代経済学の諸潮流 主流派批判の虚実
MISCELLANEA ECONOMICA
経済学と古典
経済学者の殺人
The Mystery of John Maynard Keynes
ケインズの伝記
ケインズ・ペーパーズ
性の深層意識 ローレンス『恋する女たち』
偶然と必然
マーフィーの法則
反ポパー主義の陥穽
歴史はくり返す
自然保護ということ
あとがき
初出一覧

経済学と私

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