フランス革命と財産権 財産権の「神聖不可侵」と自然権思想
財産権の「神聖不可侵」と自然権思想 財産権の概念をブルジョワジー・民衆双方の視点から分析し、従来の歴史認識に一石を投じる。
【目次より】
はしがき
表記について
第一部 序論 問題提起 歴史認識の問題点と課題
第一章 憲法学の歴史認識と問題意識
第二章 歴史研究の到達点と問題点
第二部 フランス革命史研究の前提 財産権思想・革命前夜の財産をめぐる状況・革命の全体像
第一章 財産権思想
第二章 革命前夜の財産をめぐる状況
第三章 フランス革命の全体像
第三部 一七八九年宣言と財産権
第一章 一七八九年宣言の成立
第二章 財産に関する諸立法
第三章 一七八九年宣言における財産権の構造
第四章 「神聖不可侵」の財産権の可能性 第四部・第五部への見通し
第四部 民衆と財産権 「生存の権利」の実現と財産権
第一章 民衆の行動と要求
第二章 民衆のイデオローグ
第三章 民衆の財産権の構造
第五部 一七九三年宣言と財産権 民衆の財産権への接近
第一章 一七九三年宣言の成立
第二章 財産に関する諸立法
第三章 一七九三年宣言における財産権の構造
第四章 革命政府とテルミドールの反動 第六部への見通し
第六部 一七九五年宣言と財産権 「社会秩序」の基礎としての財産権の確立へ
第一章 一七九五年宣言の成立
第二章 財産に関する諸立法
第三章 一七九五年宣言における財産権の構造
第四章 フランス革命の終焉
第七部 結論 二つの自然権的財産権論
第一章 二つの自然権的財産権論 ブルジョワジーの財産権と民衆の財産権
第二章 自然権思想と独立小所有の理想 自然権的財産権思想の役割と限界
参考文献一覧
書店によって取り扱いがない場合もございますので、あらかじめご了承ください。電子書籍での価格は紙の本と異なる場合がありますので、詳しくは各電子書店でご覧ください。