雨やどり 駕籠屋春秋 新三と太十

著:岡本 さとる
定価:726円(本体660円)

駕籠舁きたちの心意気に涙が止まらない。

優しく爽やかな江戸の人情
これぞ、岡本さとるの真骨頂!

文庫書下ろし

おそのという女が川へ身投げするのを防いだ駕籠舁き・太十。自分のせいで何人もの人が死んだと嘆く彼女は、無実の罪を着せられていたらしい。口封じを狙う凶賊から彼女を守るため、太十は相棒の新三と暗躍するが、普段は冷静な太十の心は乱れるばかり。彼に一体何が。正義が胸を打つ第三弾。

<第三巻のお客>
一 不死身の男
喧嘩無敵の父と優男の息子。家族のもめ事に新三と太十が巻き込まれる。

二 帰ってきた男
ほら吹き親爺が駕籠に乗り込む。それが大事件の始まりだった!

三 雨やどり
“駕籠留”の面々が言葉を失う身投げ女の悲しき過去とは?

雨やどり 駕籠屋春秋 新三と太十

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