奇跡

著:林 真理子
定価:1,760円(本体1,600円)

発売たちまち10万部突破!
amazon(本・売れ筋ランキング2.19調べ)1位!
オリコンランキング文芸書(2.21-27)1位!

一気に読み切った後の温かい愛の余韻を、
今も感じている。

   都倉俊一(作曲家)

パリの友人Tは、がんじがらめに繋がった世界に、
愛とアートで奇跡のスキマをあけた。

   隈研吾(建築家)

「奇跡」というタイトルとは裏腹に、
自分のすぐ身近で起きた出来事のようで
圧倒的なリアリティにページをめくる手が止まらなかった。

   藤田晋(サイバーエージェント代表取締役)

愛ってなんて尊くて美しくて強いんだろう。
愛というものについてとてつもない勇気をいただきました。
   JUJU(歌手)

こんな恋がしたいと憧れる人がいれば、
ただの不倫でしょ!と目を背ける人もいるでしょう。
羨望、嫉妬、軽蔑……。
全てを引き受ける林真理子さんの筆が奇跡です。
   井上由美子(脚本家)

漫画家やってると「私の人生を漫画にしてよ」とよく言われるものですが、
こんな物語だったら……そりゃ描きたくなりますよ!!!
   東村アキコ(漫画家)


男は世界的な写真家、女は梨園の妻
「真実を語ることは、これまでずっと封印してきました」

生前、桂一は博子に何度も言ったという。
「僕たちは出会ってしまったんだ」
出会ってしまったが、博子は梨園の妻で、母親だった。
「不倫」という言葉を寄せつけないほど正しく高潔な二人ーー。
これはまさしく「奇跡」なのである。
私は、博子から託された”奇跡の物語”をこれから綴っていこうと思う。

数々の恋愛小説を手掛けた林真理子が、一生に一度描かずにはいられなかった
”本当にあった”愛の物語。

38年ぶりの書き下ろし!

奇跡

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