誘惑者の手記

ある日、私は、「全ての点で慎重に手入れされている」美貌の人妻・重任麻耶の魅力のとりこになる。私には長いつき合いの情人・早苗のほか、数多くの女たちがいるが、私は、私の頭からはなれない麻耶を征服するために、まず彼女の長年の友人・立松洋子を「囮」に使おうとする。この「囮」が、私を愛しはじめているのを知っての上で……。ケイリイ・グラントばりの魅力の持主で、生来のドン・ファン=黒田竜夫の秘められた、女たちとの「肉体で交す会話」を「日記」で辿ることによって女の性のはかり知れない深奥を、かってない強烈な迫力をもって描いた、北原武夫の傑作長篇。

誘惑者の手記

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