百島王国物語 滅びの王と魔術歌使い
禁術を使う一族の末裔と憂国の王女に、愛悪の嵐が吹き荒れる!
美しき多島海を舞台に、音楽と魔術で織り上げた本格ファンタジー。
「我々のみが、音を超えて音楽――――つまり魔術を感知し、操る力を持つ」
古来より善にして真なる王が魔術政を布いて治める国、百島王国。隣国との緊張が高まるなか、首都イスリルでは傷のない不思議な死体が相次いで見つかり、不吉な噂が広まっていた。
幼い頃の記憶がない青年エムリスは、魔術師になるための卒業試問を控えたある日、自身を呼ぶ「楽神の声」を聞き、王国を揺るがす事件に巻き込まれていく。
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