日本の執事イメージ史 物語の主役になった執事と執事喫茶

著:久我 真樹
定価:1,430円(本体1,300円)

脇役だった執事が主役に――
本書は、「日本の創作における執事のイメージ」が、どのように描かれ、どのように広がり、どのように変化していったのかを考察する、初の通史となる一冊です。様々な漫画・小説・アニメなどの作品中で脇役に過ぎなかった執事が、1990年代からは次第にメインキャラクターとなり、2006年の「執事喫茶」の誕生に代表される「執事ブーム」が生まれ、「執事」のイメージ拡大は顕在化していきました。本書では1990年代から2005年までの執事イメージや作品の増加を「執事トレンド」、2006年以降の主役化作品の急増を「執事ブーム」として切り分け、ブームが生じるまでと生じた後の「日本の執事イメージ」を比較します。
*以下、本書目次より抜粋
私が大好きな「英国執事(butler)」
執事イメージが広がる日本
「執事作品」の増加トレンド
雑誌報道における「執事」
本書が対象とする「執事」とその領域
Chapter01 英国執事と日本の執事
Chapter02 執事トレンド ブーム前夜の執事の低年齢化と主役化
Chapter03 執事ブーム元年 2006年の執事喫茶誕生
Chapter04 執事ブーム1 2006年からの執事作品増加とその広がり
Chapter05 執事ブーム2 ミステリと児童作品の執事
Chapter06 現代の執事イメージ

日本の執事イメージ史 物語の主役になった執事と執事喫茶

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