この制御不能な時代を生き抜く経済学
パワー剥き出しの米中、ビッグデータ覇権争い、第四次産業革命……、世界はなりふり構わぬ激突へ!2021年、大きな試練が日本を襲う。世界情勢に精通する著者ならではの最新情報をもとに示す、未来の危機をチャンスに変える6戦略!
パワー剥き出しの米中、ビッグデータ覇権争い、第四次産業革命……、世界はなりふり構わぬ激突へ!
2021年、大きな試練が日本を襲う。世界情勢に精通する著者ならではの最新情報をもとに示す、未来の危機をチャンスに変える6戦略!
まえがき 「心地よさ」というワナ
序章 政策力を競い合う世界
第一章 トランプのレームダック化に備えよ
第二章 リープフロッグを日本のチャンスに変えよ
第三章 第四次産業革命の大波に乗れ
第四章 財務省と厚生労働省は考えを改めよ
第五章 今すぐ人材評価を変えよ
第六章 未来にある危機を放置するな
あとがき 次の時代をつくるために
私たちの先祖はたいてい祖先と同じ地域に住み、祖先と同じ仕事を今日、明日、明後日と変わらず続けてきた。このため、社会のあり方について根本的に考えようという発想が、なかなか起きなかったのだろう。こうした時代は完全に終わった。現在、進行する第四次産業革命では、今ある職業が明日も残っているという保証はない。経済や社会の体制も大きく変わっていくはずだ。経済学「エコノミクス」の語源は、「共同体のあり方」を意味するギリシャ語の「オイコスノモス」である。その共同体のあり方を考える経済学の意義や役割が、今ほど問われているときはない。逆にいえば、これからの社会変化のグランドデザインを描けないなら、経済学に存在意義はない。――あとがき「次の時代をつくるために」より
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