ふしぎの国のアリス
いつもにように、アリスは川岸で、お姉さんのそばに座っています。でも、することがなんにもなくて、すっかりたいくつしていました。暑い日で、アリスは眠くてぼうっとしてきました。ちょうどそのとき、ピンク色の目をした白ウサギが、そばを駆け抜けていきました。なんということでしょう、そのウサギは「たいへんだ。遅刻だぞ」と、ひとりごとを言い、チョッキから取り出した時計を見て、急いで立ち去ったのです。
へんてこなウサギを追って、穴に飛び込んでしまったアリス。たどりついたところは、想像もつかない、ふしぎの国でした。
書店によって取り扱いがない場合もございますので、あらかじめご了承ください。電子書籍での価格は紙の本と異なる場合がありますので、詳しくは各電子書店でご覧ください。