大江健三郎全小説 第14巻
個性の塊のような親友に導かれての『日常生活の冒険』。自らの意志でむこう側へ行ってしまった友―義兄の映画監督との関係を描き、著者に「私の一生の中で、最も大切な三作のひとつであると思います」と言わしめた『取り替え子(チェンジリング)』。滑稽かつ悲惨な老年の冒険をつうじて、死んだ母親と去った友人の「真実」を探す『憂い顔の童子』。魂に真の和解はあるのか?
【収録作品】
日常生活の冒険
取り替え子(チェンジリング)
憂い顔の童子
──親しい友人の死
![大江健三郎全小説 第14巻](https://cv.bkmkn.kodansha.co.jp/9784065090077/9784065090077_w.jpg)
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