荘子 全現代語訳 合本版

その他:池田 知久

「胡蝶の夢」「朝三暮四」「知魚楽」「万物斉同」「庖丁解牛」「寿(いのちなが)ければ則ち辱多し」「無用の用」などがよく知られているが、それだけではない、西洋哲学を凌駕する深い哲学・思想がある。最重要である「道」が「一」であり、また結局は「無」であり、人間には決して把えられないものであるという根本テーゼを定立した。宇宙論、生き方、処世、芸事まで、幅広い哲学を展開した、汲めども尽きぬ名著。


2014年刊『荘子 全訳注』(上下)の簡易・軽装版が登場!
『荘子』は現在三十三篇本として確立しています。訳者は内篇・外篇・雑篇の内容はどれも興味深いものであり、熟読玩味に値するとの立場から、全篇の現代語訳を収録。
よく知られた「胡蝶の夢」「朝三暮四」「知魚楽」「万物斉同」「庖丁解牛」「寿(いのちなが)ければ則ち辱多し」「無用の用」などがありますが、西洋哲学を超える深い哲学・思想をふくんでいます。
「斉物論」は、中国古代の道家にとって最重要である「道」が「一」であり、また結局は「無」であり、人間の知恵によっては決して把えられない何ものかであるという根本テーゼを始めて定立しました画期となります。
宇宙論から人間の生き方、処世から芸事まで、幅広い思想を展開した、汲めども尽きぬ面白さをもった『荘子』を達意の訳文と【原文】【総説】【解説】も併録して、楽しく読み解いていきます。

荘子 全現代語訳 合本版

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