村が消えた 本田靖春全作品集

国家の意思に振り回された青森県六ヶ所村の人々の戦後27年間を描いたルポルタージュ。「陸の孤島」と言われていたこの地域に、戦後まもなく住み着いたのは満州などからの、引揚者や復員軍人だった。「出稼ぎ率」約50%の寒村、だがようやく得た生活の場である。ところが1969年、国主導のコンビナート建設計画が持ち上がる。人々が苦労して開拓した土地は、開発の名の下に取り上げられたのである。そして村は消えた・・。

村が消えた 本田靖春全作品集

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