私の万葉集 三
新元号「令和」の出典、
『万葉集』の魅力を
現代詩の巨人が説きあかす!
現代詩人・大岡信の先見性に満ちた『万葉集』論、第三巻。
新元号の出典となった「梅花の宴」について、
日本文学史とこの宴との重要な関連を指摘。
『万葉集』を現代人が味わい楽しむ「生きた」歌集として読み解く。
大岡信の『私の万葉集』第三巻(全五巻)。
ひさかたの 天の香具山 この夕
霞たなびく 春立つらしも 人麻呂
ゆったりとした万葉人の息吹を伝えたい。
著者の思いは、愛情深く、平易な文体で現代につなげていく。
「万葉集」巻八から十二までを、たとえば恋の歌、
それは、日本人の永遠に通ずる心の古典として……。
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