吉田松陰 武と儒による人間像
激動する時代のなかで、閃光を放つかのように、短き生涯を終えた吉田松陰。その透徹した志や無類の誠実さとして現れた至純の精神の成り立ちを、<武>と<儒>という原理の統一のなかに見出す。僧黙霖、橋本左内、佐久間象山、山鹿素行、山本常朝と対比されることで、松陰の俊傑ぶりや人間的魅力が浮かびあがる。史実に対し文学的想像力で肉迫した、著者晩年の代表作。野間文芸賞受賞作。
史実へ文学的想像力で迫る著者晩年の名作。 激動する時代の中で、閃光を放つように短い生涯を終えた松陰。その無類の誠実さに、武と儒という異質の原理が結合した精神の現れを読み解く。野間文芸賞受賞作。
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